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猫と結婚したい大学生。プロフィールのアイコンは『エマ』のハキムが飼ってる象 from 眠りの園(http://kamakura.cool.ne.jp/chaccu/)。

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あしたの箱
さあ、にっこりしろよ。明日よりは今日がましさ。
うつうつひでお日記発売記念・「失踪日記」レビュー
 穂Aパーティミーティング(飲み)→カラオケオールで帰ってきて書いてます。結構飲んだけど、体調がよかったのかあまりきつくはなかったかな。まあ飲みが足りないんだな。反省反省。

 帰ったらすぐ寝そうだと思ってたけど、なかなか寝れないから、この記事書いたら学校行って宇宙科学1のレポートを出そう。本当は先週提出だったんだけど、受け取ってくれるかな。。。

 ……と思ってたら書いてる途中で寝てしまいこの時間に。やばいよー。明日こそは出さないと。

 明日は英1の試験。勉強ほとんどしてない。授業は出てないわ、教科書のOn Campusは半分も読んでないわ、リスニングの音源は持ってないわ。。。半分取れば単位は来るから、全訳のシケプリに頼りますか。

☆☆☆

 今日紹介するのは「奇才」漫画家、吾妻ひでおの作品。吾妻ひでおの先見性は、本格的な活動をしていた頃よりも現在、より注目を浴びていると思う(というか個人的に注目している)。彼のすごさのひとつは、現在「オタク」と呼ばれている人たちの生態を非常によく表現していること。

 もともと「オタク」という言葉は家にこもって自分の趣味に没頭している人のことを指し(ああ、人ごとではない……)、80年代初期に使われ始めた。吾妻ひでおは60年代から執筆活動をしており、SF業界でも評価が高いが、80年代初頭には女子高生と教師の関係を描くなど多数のロリコン漫画をポルノ雑誌などに描き、ロリコン漫画家のひとりとして認知された。

 彼の絵は手塚治虫から多大な影響を受けていて、現在多くの「萌え」キャラに見られるようにかわいらしくデフォルメされている。だが彼のすごさは表面的なものではない。彼は作中にデフォルメされたかわいらしい少女を多数登場させているが、一方でとある作品中では作者の分身のようなキャラクターが、写実的な女性の裸体を見て「気持ち悪い」とそっぽを向く場面も描いている。

 紙の上の少女には欲情しても、現実の女性は気持ち悪い。この感覚は、漫画・アニメ・ゲームなど2次元の世界にどっぷり浸かっている人(平たくいえばオタクですが)には多少思い当たるフシがあるんじゃないだろうか。自分の好きなもの(美少女など)を好きなだけ描き散らかしながらも、外から自分を見つめる第三者的な視点をあわせ持っている。ここに吾妻ひでおのすごさがある。

 さて、「失踪日記」だ。昨年発表されたこの作品は、さまざまなメディアで紹介され、いくつかの賞を受賞した。おそらく文化史的な観点からいえば、吾妻ひでお作品で価値の高いのは70年代の不条理ギャグや80年代のロリコン漫画になるだろう。では、なぜこの作品が多数の賞を受賞するに至ったのか? それは、吾妻ひでおのクールさがこれ以上ないほどに発揮された作品だからだ。

 吾妻ひでおは二度の失踪とアルコール中毒による入院を経験している。この作品は彼の失踪とアル中経験を描いている。一度目の失踪は89年。仕事をまったくせず酒を飲んで寝てばかりいた頃、不安と鬱が重なって山奥で自殺を図った。が、死に切れず、そのままホームレス生活へ。シケモクを拾い生ゴミを漁るという壮絶な生活だが、絵からはまったくといっていいほど悲壮感が漂ってこない。むしろ、いい「エサ場」を見つけてからは大量の食料を手に入れたため、ホームレスなのにかえって太ってしまった、というギャグさえも織り交ぜている。

 以後二度目の失踪、そしてアル中の日々も主観を排したクールな表現がなされている。それが手塚治虫ゆずりのコミカルな絵柄で描かれているため、とても不思議な雰囲気をかもし出している。生活そのもののすごさと、それをあまりすごく思わせない表現のアンバランスさが面白い。

 生活そのものが漫画のネタになるというのは特異な作家であり、漫画の神に愛されているといっても過言ではない。彼の苦悩振りを考えると、愛されすぎるのも困りものなのかもしれないが。

失踪日記 失踪日記
吾妻 ひでお (2005/03)
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