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猫と結婚したい大学生。プロフィールのアイコンは『エマ』のハキムが飼ってる象 from 眠りの園(http://kamakura.cool.ne.jp/chaccu/)。

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さあ、にっこりしろよ。明日よりは今日がましさ。
レビュー『金持ち父さん 貧乏父さん』
 今年の12冊目。
金持ち父さん貧乏父さん金持ち父さん貧乏父さん
(2000/11/09)
ロバート キヨサキ

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 「お金持ち」になる方法を指南したベストセラー。本書の出版された2000年は、ネット上での株取引が始まった頃で、手数料が安価になったり、個人投資家でも逐次取引が可能になったりと、「投資」という資産形成の方法に注目が集まり始めていた頃だと思う。

 さて、本書の指南する「お金持ち」になる方法は非常にシンプル。それは、一言でいえば「資産」を買うこと、となる。では、「資産」とは何か。一般的な定義とは若干異なるけれど、著者は、「資産」とは、自分が働かなくても自分のポケットにお金を放り込んでくれるもの、と定義している。

 例としてイメージしやすいのは不動産。人に貸してれば、毎月決まった額が自動的に振り込まれる。また、株式も配当金の出るものがあったり、配当金等がなくても、持っている株の価格が上がれば、その額のお金をもらったのと同じことになる。同様のことは国債等の債権にもいえる。

 さらに、投資をより実りあるものにするために、「お金に関する知識(著者はこれをファイナンシャル・インテリジェンスと呼んでいる)」を身につけるべきだと主張している。具体的には、お金の流れを読むための会計の知識、投資の仕組みについての知識、市場の流れを理解していること、節税等のための法律の知識、の4点となる。

 しかし、偉大な投資家が口を揃えて言うように、投資において本当に重要なのは、「頭」ではなく「肝」である。つまり、投資家にとって大事なのは知識ではなく、自分をコントロール下に置くこと。経済的な恐怖に苛まれている状態では、リスクをとってリターンを得ることはできない。

 また、著者の言う「お金持ち」の概念にも注意しておく必要がある。著者のいう「富」の概念を援用すれば、「お金持ち」とは、年収や資産の額ではなく、「お金に困らない=経済的に自由であること」ということができる。年収数億円の高額納税者でも、「お金のために働いている」という状態では、著者のいう「ラットレース」から抜け出したことにはならない。

 ファイナンシャル・インテリジェンスを身につけて経済的に自由になることができれば、「お金のために働く」必要はなくなる。これが冒頭での、シャロン氏の娘の独白につながる。「自分がやりたいからという理由で仕事を探していいんだってわかったわ」

 全体的に冗長な文章は気になるところだけど、それも言葉を尽くしてわかりやすく解説している、と考えることもできる。ただ、アイデアの豊富な本であるだけに、再読時の検索性がよくないのはマイナス。しかし、今までお金についてあまり考えたことがない人には、いい刺激になると思う。A
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